豊田市にある松平東照宮は、松平氏初代・松平親氏が若宮八幡を勧請したと伝えられる神社です。
>>松平東照宮の詳細 | 松平郷ふるさとづくり委員会公式サイト
松平東照宮は私もよく行く松平郷の中にあり、またいろんな観光ポイントもある非常に気になるスポットです。
この記事では、そんな松平東照宮のチェックしておきたいポイントをいくつかあげていますので、松平東照宮へ行く際には是非、チェックしてみてください。
所在地とアクセス方法
松平東照宮のアクセス方法を説明します。まずは電車&バス編。
電車とバスで行く場合は、豊田市駅を目指します。そこでおいでんバス・大沼行きに乗り、約40分ほどで松平郷バス停に着くので、そこから歩いて移動します。
次に車での行き方ですが、まずはカーナビで松平東照宮と検索すると出てくると思います。
ロードマップでアクセスする場合は松平東照宮の住所をチェックして行ってみるのが良いです。
●松平東照宮の場所の住所●
豊田市松平町赤原13
実は館跡でした
松平東照宮がある場所は、松平氏初代・親氏の館があった場所で、ここに屋敷神として若宮八幡を勧請したのですが、元和五年(1619)、久能山から徳川家康が合祀され、東照宮になりました。
松平東照宮の周辺を見てみると、水堀に囲まれています。これは松平郷を領した太郎左衛門家九代・尚栄が関ヶ原合戦後に築いたものといわれています。
つまり約400年以上も前の水堀ということです。
資料館
東照宮の敷地内にある資料館。松平家に関する資料が展示してあります。
【入場料】入場無料
【休館日】水曜日(年末年始は営業)
【営業時間】午前10時~午後3時
いろんな資料がありましたが、特に印象的だったのが、松平初代・親氏の木造でした。
なぜかというと、現在、松平郷には親氏の銅像が建立されていますが、その日本人離れした風貌と木造のギャップがあまりにも違うからです。これは是非、チェックしてみてください。
家康産湯の井戸
東照宮の奥に産湯の井戸というものがあります。
これは天文十一年(1542)十二月二十六日に三河岡崎城で徳川家康が生まれた時、太郎左衛門家七代目当主・親長がこの井戸から水を汲み、竹筒に詰めて早馬で岡崎城へ運び、産湯に用いたという記録が残る井戸です。
ここで私の感想ですが、実際に、お産には大量の水(お湯)が必要とされます。
家康が生まれた岡崎城には、家康の産湯井戸もあるので、この松平東照宮の産湯井戸の水を運んだエピソードは、セレモニー的に行われたものではないかと思います。
それでも現在でも水が湧いているので、松平東照宮を含む松平郷の水源だった場所なのでしょう。
ちなみにこの産湯井戸の水は、御神水(ごしんすい)として販売されています。
料金は(大500円、小100円)
普通には組むことができない産湯井戸の水なので、これは貴重だと思いました。
そして御朱印
松平東照宮の御朱印は全部で3種類あります。
- 令和
- 松平東照宮
- 奉拝
以上のい3種類です。
どれが良いのかというと、別にこれといって決まりはなく、個人の好みだと思います。
御朱印帳が無い方には、書置きの御朱印を受けることができます。御朱印帳を持っている方は記帳して頂くことができます。記帳料は300円です。
所要時間と私の感想
松平東照宮の所要時間と私の感想です。
まず所要時間は約30分もあれば、参拝、御朱印記帳、資料館見学、産湯井戸参拝ができると思います。でも資料館は甲冑の展示やスタッフの説明などもあるので、もう少し時間が必要な場合もあるかもしれません。
また私の感想ですが、この松平東照宮は徳川氏や松平氏に興味がある方はジックリと見学するのがオススメだと思いました。
その理由は、松平親氏の事に関する資料が多く、松平東照宮がある場所も、かつての中世城館(城跡)として研究されている場所だからです。
あと個人的に思ったのは、御朱印に関しては3種類あるので、松平氏&徳川氏が好きな人は3種類受けても良いですね。その時の初穂料(料金)は、300円×3なので900円です。
補足ですが、モミジの木が目立つ場所にたくさん植えてあるので、紅葉の季節(11月中旬~12月上旬)に来ると、いつもと違う景色を楽しむことができると思います。
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