お江ゆかりの衣掛松、あかずの門があった常滑市蓮台寺

常滑市小倉町の蓮台寺は知多大野城主・初代の佐治駿河守宗貞の墓所があり、お江(崇源院:すうげんいん)ゆかりの史跡がる寺院です。

■蓮台寺の住所■

常滑市小倉町5丁目66

>>蓮台寺の場所の地図

初代大野城主の墓所

蓮台寺境内にこんもりした塚があります。これが大野城主・初代の佐治駿河守宗貞の墓所である寿山塚。蓮台寺は室町時代(1336~1573)に三河守護職・一色氏の庇護を受けて創建されたといわれ、佐治氏は一色氏と関係があり蓮台寺に埋葬されました。また言い伝えによれば病気平癒を願えば叶うとも伝えられています。

衣掛の松

境内にはまだ見どころがあります。知多大野城が敵に攻められた時、佐治氏に嫁いでいた浅井長政三女・お江(崇源院:すうげんいん)が蓮台寺に逃げてきました。死を装い追手から逃れるために松に自分の衣を掛けたといわれているのが衣掛けの松なのですが…実はもう枯れてしまいました。

これは平成23年(2011)頃の写真、この時はまだ衣掛けの松は健在で、遠くからも見えるくらい高い松でした。ちなみに横にあるあかずの門(開かずの門)は、逃げてきたお江が蓮台寺にここから入ったといわれ、以後、2度と開けることがなかったといわれる門です。

私の感想

蓮台の御朱印。知多新四国67番の札所でもある時宗の寺です。蓮台寺の所要時間は参拝して寿山塚、松跡、あかずの門を見学するくらいなので約10分です。私の感想ですが蓮台寺は大野城大草城の間にある寺なので、2つの城巡りをする時にセットで参拝できると思います。

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