合戦図屏風にも描かれている織田信長の陣跡!新城市茶臼山陣所

新東名高速道路の下り(東京から名古屋、京都、大阪に向かう方向)の長篠設楽原パーキングエリアから、戦国時代の史跡に歩いて行けます。その場所は天正三年(1575)に起こった長篠設楽原合戦で信長が本陣を置いた茶臼山(ちゃうすやま)です。茶臼山です。

>>長篠パーキングエリア(下り)の地図

江戸時代の屏風にも描かれている

これは新城市・設楽原古戦場の馬防柵前にある長篠・設楽原合戦屏風絵図。ここの左奥に織田信長が描かれていますが、この場所が茶臼山と考えられています。当初、信長は極楽寺に陣を起きましたが、その後茶臼山に陣を移しています。

駐車場から行ってみる!

駐車場から茶臼山に登ってみましょう。登城口が整備されているので駐車場からは舗装された道を数分登れば着きます。

到着すると何やら高台が…ここには茶臼山稲荷が建立されてていますが、長篠設楽原合戦の時はもしかすると信長がいた場所かもしれません。その理由は一番高く周囲を見渡せる場所だからです。

本陣を置いた信長が詠んだといわれる歌が碑になってます。

きつねなく 声もうれしくきこゆなり 松風清き 茶臼山かね

武田軍と戦えることが嬉しいみたいに思える歌ですね。

茶臼山の信長本陣跡には高台になっている稲荷社、そして歌碑と周辺の削平地くらいしか残っていません。また現在では木が生い茂っていて周辺を見渡すこともできないです。もし木がなければ武田軍と織田徳川連合軍の最前線の戦場も見渡すことができたと思います。

私の感想ですが新東名高速道路・長篠パーキングエリアの下りを利用することがあるならこの茶臼山の織田信長本陣も訪れておくことをオススメします。その理由は合戦図屏風にも描かれている歴史的史跡ですし、登る時間も数分。ドライブの休憩がてらやちょっとした運動にするならちょうどよいからです。

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