伊賀越えの時に徳川家康の歯痛を治した碧南市久沓町の白山神社

碧南市久沓町の白山神社は天正十年(1582)に起こった本能寺の変の時、伊賀越えで岡崎へ向かっていた徳川家康の歯痛を治したといわれる神社です。

■白山神社の住所■

碧南市久沓町1丁目5

>>白山神社の場所の地図

徳川家康にゆかりがある寺社は多いですが、歯痛を治したという神社は初めてです。では境内をレビューしてみます。

まずは石碑

神社の前の石碑を見てみると…社領を寄進しているところをみると、ホントに治ったみたいですね。そのことから今でも歯痛に悩む人達が参拝しているみたいです。

境内には子供の遊具がある普通の神社ですね。

それでは本殿に参拝しましょう…とよくみると、本殿の扉のところに何やら入れ物があります。これは…?!

なんと箸?!じつは歯痛で悩んで参拝する人は、箸を奉納する事になっているとか。

白山社の場所から分かる歴史の事実とは

ここで終わっておけば、碧南市久沓町の白山神社は徳川家康の歯痛を治した神社ということだけなのですが、私の感想はもう1歩踏み込んで考えてみると、徳川家康の伊賀越えでの逃走ルートがわかります。

家康一行は舟で大浜稲荷社にたどり着き、羽城の長田重元の助けを借りて岡崎城へ向かっています。もし白山神社のいわれが本当なら、大浜稲荷社から白山神社に向かう街道が家康の伊賀越えで岡崎城へ向けて歩いた道ということです。

徳川家康の伊賀越えルートに関してはいろんな説がありますが、今回紹介したルートも諸説ある中のひとつです。

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