岡崎城青海堀探索2022に参加して気付いた3つのポイント

岡崎城で開催された青海堀(せいかいぼり)探索見学会に参加してきました!これは岡崎城でも最古の堀といわれている青海堀の中を探索する見学会です。いつもは入ることができない青海堀なだけに貴重な見学会になりました。

青海堀とは

岡崎城の青海堀(青海堀)とは、本丸の北にある大きな堀です。岡崎城は西郷氏が享徳元年(1452)から康正元年(1455)にかけて築いた砦がもとになっているといわれ、その砦の外堀がこの青海堀といわれています。

見学会の詳細

普段は入ることができない青海堀なので足場を特別に組んで中に入ります。そのためにヘルメット着用が必要。また参加費はひとり200円ですが、特別拝観みたいなものなのでこの参加費は激安だと思いました。

中に入って初めて分かる3つの気付き

そして青海堀の中。実は私は今回2回目なのですが、数年前に入った時からかなり時間が経っているので再びチャレンジです。すると今回気付いた点が3つあったのでシェアしてみます。

(1)石垣は補修されている

青海堀の中の石垣をよく見ると石の積み方に違いがあることがわかります。これは江戸時代の途中で石垣の石が積み直されているということです。岡崎城は慶長五年(1600)の関ケ原合戦以前、城主だった田中吉政が大規模な改修を行っており、青海堀の石垣もその時に積まれたと考えられています。

しかし江戸時代の途中で崩落した箇所もあり、その部分は当時の工法、技術で積み直されています。これは中に入らないとわかりませんね。

木の根が石垣を崩落させている

石垣のいろんな場所に木の根がありました。これは植えられたものではなく、自然に生えた木です。この木の根が伸びて石垣を内部から押し出しており、崩落の原因を作っています。

よく見ると石垣の中から根が伸びてますね。未だに成長しているということ。このまま成長を続けるとさらに木の根が伸び、どんどん石を押し出すということで木は伐採されました。しかしこの木の根を撤去すると逆に石垣が崩れてしまうので、このまま放置するとのこと。

この樹木の根による石垣の崩落問題は全国の城で見られ、令和三年(2021)豊橋市の吉田城で現実のものとなり、石垣が一部崩れました。また実際には崩落してないものの、名古屋城、犬山城などの石垣の石も樹木の根が原因で中から押し出されている箇所がります。

岡崎城ではこの木の根問題にすでに取り組んでおり、石垣の微々たる動きを検知する測定が始まっています。崩落してしまっては、完全に元通りに戻すことができないので、その前にどんな手を打てるのかを検討しているとのことです。

また石垣の上の木は文化財や天然記念物ではないので、石垣に悪影響を及ぼしている木は伐採して成長を止める措置が取られています。

お宝ゴロゴロ

岡崎城の青海堀の中を歩いていると模様が付いた割れた瓦を目にします。じつはこれ、江戸時代の瓦なのです。

岡崎市教育委員会の発表によるとこの瓦は水野氏が城主時代の軒丸瓦で、堀に落ちたのか捨てられたのかしたものが現在に残っているとのこと。普通に落ちていますが持って帰ることはできないので取ってはイケマセン。

大きな瓦は割れてしまいますが、小さなものはそのまま転がり割れずに残っていたりします。

これは本多氏が城主時代の輪違紋(わちがいもん)の瓦。これも堀の中に入らないとわからないものです。

私の感想

私の岡崎城青海堀探索の感想ですが、堀の上からではわからないことがたくさんあり非常に貴重なイベントだと思いました。そのことを考えると参加費200円は激安だと思います。

また石垣の孕み(はらみ)問題は全国の石垣の城で問題になっているので、石垣は見ることができるうちに見ていたほうが良いですね。岡崎城の青海堀探索見学会は毎年秋に期間限定で開催されているので、まだ入った事がない方は是非オススメの見学会だと思います。

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