織田有楽斎ゆかりの城!知多市大草城は遺構が良く残っています

 愛知県知多市の大草城は、織田有楽斎(長益)が築城途中で摂津国に移る事になり、築城途中で断念した城です。

 知多大野の地を拝領した長益は当初、佐治氏の居城だった大野城に入城しますが、水利が悪かったせいか、平地に大草城を築城します。

 その後、築城途中で秀吉によって所領を摂津国(現在の大阪)に移され、大野城は廃城になりましたが、江戸時代に尾張藩の重臣・山澄淡路守英龍が城の西側に屋敷を構えて城を保存するなどしたおかげで、現在も遺構が良好に残っています。

>>詳しい大草城の歴史 | ウィキペディア

 では、そんな大草城のチェックするポイントを見てみましょう!

駐車場と電車アクセス方法

 大草城には数台の駐車場スぺースですが、駐車場があります。料金は無料なので、時間を気にすることなく散策できますね。

>>大草城の駐車場の地図

また電車でのアクセスですが、名鉄常滑線の大野町駅から徒歩20分くらいです。

縄張り図

 こちらが大草城の縄張り図。かつての本丸と二の丸が公園として整備され、三の丸は住宅地になってします。城内には散策路もありますが、森林の公園なので足元は運動靴などでシッカリ固めてから散策しましょう。

 水色の部分が堀(水堀)になっており、本丸と二の丸をぐるっと囲んでいるのが分かりますね。このほか、空堀のかつての堀部分も残っています。

城内はこんなカンジです!

 城内は散策路で公園内をぐるっと巡る事ができます。下の画像は二の丸曲輪の写真。建造物は本丸に天守風の展望台があるのみで、その他は堀や土塁などの遺構を楽しむ城です。

土塁を見る時のコツ

 土塁の写真。城内のいろんな場所で確認できます。私の感想ですが、大草城の土塁を見る時、すぐ近くの堀との高低差を合わせてチェックしてみるのがオススです。

 その理由は土塁と堀の高低差が激しい場所がいくつかあるからです。高い場所だと堀の水面から土塁の上まで6~7mくらいの場所もあり、当時、手掘りで掘って土塁を持ったことを考えるとスゴイ労力だな~と思います。

そして堀

 大草城を取り巻く堀は水堀、空堀として残っており、これもぐるっと一周しながらチェックする事ができます。これは私の失敗体験ですが、夏に行った時、水辺は藪蚊が多く、虫よけスプレーを忘れていたために刺されまくった事がありました。

 大草城は平城ですが森になっている部分もあるので、夏にはオススメできません。

天守には意外なものが!

 大草城本丸には天守が建っています。大野城には天守があった記録が残っていないので、正しく言うと天守風展望台、もしくは模擬天守ですね。

 中には展示物はなく、最上階が展望台になってはいるのですが、大草城は平地なので大野城みたいに見下ろす景色はなく、あまり展望は良くないです。

 でもひとつだけこの展望台からチェックしておきたいものがあります。

 それは最上階から見える大野城の天守(模擬)です。位置関係もわかりますし、大野城が山城という事もわかりますね。ホントに目と鼻の先にある城です。

 この景色をチェックするだけでも天守に登る甲斐はありますね。

私の感想

 私の感想ですが、大草城は知多半島の城巡りをする時、必ずチェックしておいた方が良い城だと思います。その理由は城内の遺構の残り具合が良いからです。あと織田有楽斎ゆかりの城というのは非常に珍しいです。

 犬山市の犬山城のふもとに有楽斎ゆかりの茶室・如庵(じょあん)がありますが、その他に有楽斎を偲ぶ場所は愛知には無いと思います。

 また大草城の近くには佐治氏の大野城もあるなど、この周辺はいろんな城や史跡をセットにすることで数時間楽しむ事ができます。

 大野城の半分は森になっているので、できれば冬に散策する方が良いですね。

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