日本城郭協会認定の日本100名城スタンプラリー、あなたもやってますか?
2017年には続100名城も発表され、これで200名城巡りになってしまいましたが、私的にはたぶん続続100名城も出ると思っています(笑)
そんな中、愛知県の100名城と続100名城はどこにあるのか?そしてどんな城なのか?
スタンプラリーを行っている人はもちろん、城巡り初心者の方にもおすすめの城ばかりなので、ここで一度チェックしておきましょう。
結果から言うと次の通りです
●100名城●
犬山城 | 犬山市 |
名古屋城 | 名古屋市中区 |
岡崎城 | 岡崎市 |
長篠城 | 新城市 |
●続100名城●
小牧山城 | 小牧市 |
古宮城 | 新城市 |
吉田城 | 豊橋市 |
100名城は4つで続100名城は3つの合計7城。さらにいえば尾張3城、三河4城です。ではどんな城で場所はどこなのかをチェックしておきましょう。
犬山城
美濃国(現在の岐阜県)との境に建っているせいか、天文六年(1537)に織田信康によって築かれて以来、何度も争奪戦が繰り広げられた城。平成十六年(2004)まで成瀬氏の個人所有の城でしたが、現在では財団法人犬山城白帝文庫が管理しています。日本に5つある国宝天守のひとつ。
小牧山城
桶狭間合戦後の永禄六年(1563)、織田信長が美濃攻めの拠点にするために築城し、清洲城から本拠を移した城。信長が稲葉山城を落とすと廃城になりましたが、天正十二年(1584)の小牧・長久手合戦で、徳川家康と織田信雄の本陣が置かれました。
近年、発掘調査が進められ、信長時代の石垣が大量に出てきたりで、整備も進められています。
名古屋城
室町時代に駿河の今川氏の支城だった那古野(なごや)城があった場所に、慶長十五年(1610)徳川家康が大坂城の豊臣氏を牽制するために築いたのが名古屋城です。
天下普請(てんかぶしん)といって、西国の諸大名20家を動員して築いた城で、徳川御三家のひとつ・尾張徳川家の居城。
岡崎城
徳川家康が生まれた城。家康の関東移封後は田中吉政が入城し、江戸時代には譜代・親藩大名が城主を歴任しました。
長篠城
永正五年(1508)にこの地の土豪・菅沼元成(すがぬま もとなり)が築いたといわれる城。甲斐の武田氏の三河侵出により武田氏に属したり、徳川家康に攻め落とされたりした歴史を持ちます。
有名なのは天正三年(1575)武田勝頼が約1万5千の大軍で包囲しますが、当時の城主・奥平信昌は長篠城をよく守り、これが長篠設楽ヶ原合戦のキッカケにもなります。
かつての城内には遺構もよく残っていますが、特筆すべきは長篠城周辺の武田氏の陣跡や長篠城を包囲していた砦群をセットで巡る事ができる点です。これらを巡ろうとする史跡巡りは1日では足りません。
古宮城
元亀二年(1571)、甲斐の武田氏の三河侵出の拠点として築かれた城。同時に武田氏に属した奥平氏の監視のための城でもありました。縄張りを担当したのは築城技術に長けた馬場美濃守信房。後に徳川家康に攻められ落城しました。
この古宮城のスゴイ点は遺構の残り具合が非常に良い点で、愛知県教育委員会も調査した結果、遺構の評価を【良好】としています。
吉田城
永正二年(1505)、駿河の今川氏親の命により牧野古白(こはく)が築いた城。築城当時は【今橋城】といい、桶狭間合戦後は徳川氏の城となり、酒井忠次が城代を務めます。
江戸時代には城内に東海道を通した巨大な城郭になり、現在でも魚町、呉服町、鍛冶町など、かつての城下町を偲ばせる地名が残っています。
スタンプ帳はここ!
そして気になるスタンプ帳ですが、日本城郭協会の公式ガイドブックに付いています。このスタンプ帳にスタンプを集め、全てスタンプを押した台帳を日本城郭協会に送ると認定書がもらえるんです。
いくつかの種類がありますが私の感想は、オススメはスタンプ帳をガイドブックが切り離せるタイプです。その理由はガイドブックが付いているタイプのものだと重いので、持ち運びに不便だからです。
これらのガイドブックは普通に本屋で販売しているので、まずはあなたの家の近所の本屋で探してみてください。
もし無ければネット通販で買う事もできます。(楽天ブックスなら送料無料)
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スタンプラリーここに注意!
あとスタンプラリーで注意するポイントがあるのですが、スタンプは公式スタンプ帳に集めないと、日本城郭協会から認定証がもらえません。
認定証が欲しい方は、公式ガイドブックに付いているスタンプ帳にスタンプを集めることをオススメします。