私は城巡りに行った時、訪城記念ということで御城印をほぼ買います。同じ城には何度も行くので、たまに同じ城の御城印が本棚から出てきたりしますけれどw
さて、御城印とは別に神社や寺でお受けする御朱印も集めています。でも私の場合、ただ参拝した寺社の御朱印というわけではなく、戦国時代に縁がある御朱印を地方別に分けて集めているのです。例えばいかのとおり
・武将の生誕地
・城址
・古戦場
・その他ゆかり
これなら単に参拝してOKというわけではなく、自分でリサーチして御朱印をお受けするので、御朱印があるのか?また初穂料(価格)はいくら?御朱印帳の空きはある?なども調べてから参拝することになります。
ではどんな神社や寺が戦国に縁があるのか?具体的に実例を見てみましょう
知立神社
これは知立市の知立神社。三河二の宮です。戦国時代は永見氏という豪族が治める神社で、すぐ側に知立城があり、桶狭間合戦の時、沓掛城に入る前日に今川義元が宿泊したといわれています。また徳川家康の次男である結城秀康の母・お万の方(長勝院)の実家でもあります。
城山八幡宮
名古屋市千種区の城山八幡宮は織田信長の弟・織田信行の末森城址(末盛城とも)に建っています。ここは信長の父・織田信秀ば亡くなった場所でもありますし、信長の妹で近江小谷城主・浅井長政の妻となったお市の方生誕地説もあります。
ここの御朱印は種類も豊富で、古地図、縄張り図、イラストなど好きなものを選べるのが嬉しいいです。
龍城神社
徳川家康の生誕地・岡崎城に建つ龍城神社(たつきじんじゃ)の御朱印。ここは本多忠勝も祭神になっているので、忠勝ゆかりの神社ともいえますね。令和五年(2023)NHK大河ドラマ・どうする家康でも人気が出そうです。
熱田神宮
熱田神宮は戦国時代はもちろん、鎌倉幕府を開いた源頼朝も保護した神社です。ここは熱田神宮、八剱宮、上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)の3種類があります。上知我麻神社は永禄三年(1560)の桶狭間合戦の時、織田信長が立ち寄った神社でもあります。(場所は現在とは違いますが)。
豊国神社
大坂城を築いた豊臣秀吉は現在の名古屋市中村区の出身といわれ、生誕地とされる中村公園にある豊国神社は出世の神様として知られています。
三河三ヶ寺
桶狭間合戦後、岡崎城で独立した松平元康(後の徳川家康)と衝突した三河三ヶ寺(みかわさんかでら)の御朱印。左から勝鬘寺(しょうまんじ:岡崎市)、上宮寺(じょうぐうじ:岡崎市)、本證寺(ほんしょうじ:安城市)です。
三河一向一揆の拠点で知られ、令和五年(2023)NHK大河ドラマ・どうする家康でも人気があがりそうな三河三ヶ寺です。
笠寺観音
尾張四観音のひとつで、徳川家康と織田信広(信長の兄)の人質交換が行われた場所として知られる名古屋市南区の笠覆寺(りゅうふくじ)。通称・笠寺観音。江戸時代の東海道にも面しており、街道ウォークでも訪れやすい寺院です。
私の感想
今回紹介した戦国時代の御朱印は私が集めている中のホンの一部ですが、なんとなく戦国ゆかりという事がお分かり頂けたでしょうか?
私の感想ですが、城巡りの御城印はプリントしてあるものですが、御朱印は基本、手書きなおで墨の香りや達筆さなど、見入るポイントが多いと思います。でもスタンプラリーとは違いますので、参拝を忘れてはいけませんね。