マイナーな城巡りや史跡巡りをする時に覚えておきたいコツがあります。
それが案ずるより聞くが易しというもの。
これはマイナーな城跡や史跡を巡る時の基本でしょう。
名古屋城とか岡崎城といった有名なお城は、現地看板もありますし、ボランティアガイドもいるので気にすることはないのですが、郷土史レベルの山城とか戦国史跡を巡る時のコツなのです。
マイナーな城跡、戦国史跡は、行政、自治体の案内看板とかが無い場合がほとんどですので、地元の人に聞いたほうが早いです。
じつはこれを痛感した失敗談があります ^^;
私が東三河のある山城に行ったとき、現地に着き、入口を探していました。
すると似たような山が周辺にもあり、よくわからなかったのですが、直感を信じて目の前の山に登りました。
しかしお城の遺構らしきものは1時間くらい歩き回っても見当たりません。
途方にくれて、畑仕事しているおばちゃんに城の事を聞いたら、私が登った山の隣の山が、昔から城跡と伝わる山でした(涙)
聞けば30秒で分かったものを、それをめんどくさがって、1時間半くらい無駄な時間を過ごしてしまったんです。
30秒と1時間半…
この出来事があってからは、すぐにでも聞くことの重要性を感じ、恥ずかしがらず、めんどくさがらず、とにかく地元の人に聞く!これをモットーにしました。
あと地元の人に聞き込みをすると、意外な話が聞けることが多いです。
今はインターネット社会で、マイナーな城の事でもネットで検索すればかなりの情報が出ますよね。
でもね?
地元の人に聞き込みをすると、ネットに出てないというか、ネットにはちょっと書けない話を聞くこともよくあるんです(汗)
具体的には埋蔵金伝説とか、城跡のタタリみたいな話、そして悲劇のお姫様や字名のいわれなど。
こういった話が良く出るので、地元での聞き込みは大事です。地元に勝るもの無し!ですね。