城巡りが好きな人が街道と城下町を知るとなぜもっと楽しめるのか?

城が好きになり城巡りをしたいな!と思ったら、城についていろんな事を勉強したり、調べたりします。私が思うのは城を巡る時に街道と城下町の知識があれば、同じ城でももっと楽しむことができると思います。その理由は街道と城下町のウンチクは城に直接関わるからです。

犬山城は天守だけじゃない!

例えば愛知県犬山市の犬山城といえば、日本100名城のひとつで国宝天守が残る城です。でも天守だけが犬山城の魅力ではありません。場所も絶妙なのです。

犬山城の城下町には中山道と名古屋城を結んだ稲置街道(いなきかいどう)が通っていました。もし敵軍が中山道から名古屋城を攻める場合、犬山城が障害になるので犬山城を攻略しないと補給路や退路を絶たれます。この様に街道を知ると防衛ラインが分かります。

また城下町にも防御の工夫がありました。犬山城は城下町に木戸(きど)という入口を9つ設置していたのです。この木戸は守りやすい工夫になっていました。

例えば折り曲がった道。これは折れた先に門があり、門を壊している時に横や後ろから攻撃するためにワザと道を屈折させています。この屈折は古地図と一致するので、この場所に木戸があったということです。城の虎口みたいです。(住んでいる人は知っているのだろうか…)

ほとんどの城にある工夫

この防御の工夫は犬山城に限ったことではなく、戦国時代の土豪の城や江戸時代の近世城郭にもよく見られます。つまり街道と城下町の知識があれば城巡りはもっと楽しくなります。

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