津島神社で有名な愛知県津島市は、織田信長、織田家の台所として有名な土地で、戦国好きの方も多く参拝していると思います。そこで津島の有名なお土産にあかだとくつわという、昔ながらのお菓子があるのは、あなたもどこかで聞いたことがあると思います。
でもこの昔ながらというのがネックで、昔は美味しかったんだろうけれど、豊食時代の令和ではどうなの?という疑問がありますね。そこで今回買ってみました。津島名物のあかだとくつわのレビューです。
あかだとは何?
今回は天明元年(1781)創業の老舗・角政(かどまさ)に立ち寄ってみました。まずはあかだです。パッケージを見てみるとポイントは次の通り。
・米を使った油菓子
・神前に供えて参詣者に振る舞ったら疫病が治った(という)
・梵語で無病息災の意味がある
・津島神社総本社の歴史ある神饌菓
・そして津島の銘菓
食べてみた感想ですが、簡単にいうと硬くて丸いせんべいという印象です。塩味でゴマの風味がアクセント。奥歯でボリボリと噛んで食べるという感じでしょうか。
くつわとは何?
では次にくつわのポイントをまとめると以下の通り。
・形は芽の輪くぐりからヒント
・馬のくつわに似てるからこの名前だとも
・津島神社総本社の歴史ある神饌菓
・そして津島の銘菓
食べてみた感想ですが、硬いかりんとうという感じでしょうか。また味はあかだと違って甘くゴマの風味は同じかな。これも奥歯でボリボリと食べるお菓子です。
私の感想
私の感想ですが、津島のあかだ、くつわは昔ながらのお菓子とはいえ、若い人にも受けが良いものだと思いました。その理由は歴史ゆかりのお菓子だし、そして津島の名物だからです。
- あかだ=塩味
- くつわ=甘いかりんとう
というイメージで、お土産に買うならやはり2つセットにすると名物の食べ比べになるのではないかと思います。
あと注意点というか、警告とまでは言いませんけれど、やはり硬いお菓子なので、歯が悪い方にはオススメしません。例えば乳歯が抜けそうな小学生とかが食べると、もしかして噛んだ勢いで歯が抜けたり折れたりする可能性もあるかなあ。また虫歯や歯槽膿漏で歯がグラつく人は意識して食べたほうがよいですね。
あとお土産という点では織田信長が好きな人には喜ばれると思います。なぜかというと、津島は織田信長の織田家が押さえていた貿易港ですし、信長公記にも信長が津島を訪れていることが記載されているからです。また味も万人受けする塩味、甘い味なので、あかだとくつわはセットがよいと思います。