岡崎市中町の大泉寺は徳川家康の生母・於大の方(伝通院)の墓といわれる遺髪塚が残る寺です。天文十一年(1542)、於大は妊娠が分かると俊恵蔵主を岡崎城へ呼び、持仏の薬師如来と共に安産祈願をさせました。その後、無事に男児を出産(これが家康)。その時の薬師如来を本尊として奉納したのが大泉寺です。
■大泉寺の場所の住所■
岡崎市中町東丸根38
参拝してみる
大泉寺は山の中腹みたいな所にあり、中に入ると於大の方の墓所へと向かう案内があります。
これが徳川家康の生母・於大の方(伝通院:傳通院)の遺髪を埋めたといわれる墓所。山頂みたいな場所にあります。
於大の方の墓から南側を見ると岡崎の街並みを眺める事ができます。大泉寺は岡崎城の鬼門である東北に建立された寺なので、鬼門除けという意味もあるのでしょう。また高台にあるので有事の際にはここに籠もることも想定されていたのでは?と思います。
大泉寺の所要時間は約10分。於大の方が好きな方や岡崎市の寺社巡りをしている方にはオススメの大泉寺です。