名古屋市東区にある御畳奉行・朝日文左衛門重章屋敷跡へのアクセスと感想

名古屋市東区主税(ちから)町にある朝日文左衛門重章屋敷跡は、元禄年間(1688~1704)の尾張藩士で御畳奉行だった朝日文左衛門重章屋敷跡です。現在はその一部がしゃぶしゃぶ・会席料理太閤本店になっています。

■住所■

名古屋市東区主税町4丁目

>>朝日文左衛門重章屋敷跡の地図

朝日文左衛門重章とはどんな人?

朝日文左衛門重章とは尾張藩の御畳奉行だった藩士です。筆まめな人物で鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)という自分の日記を26年8ヶ月にわたり、ほぼ毎日書いていました。

それが単なる日記ではなく、町民や武士の心中、不倫、博打、盗難、姦通の様子、そして四代藩主・徳川吉通(よしみち)の母・本寿院のスキャンダルなど、尾張藩が公式記録で書けない事を日記として残しています。享年45。

ちなみに鸚鵡籠中記はその内容のためか長く世に出ることはなく、昭和40年代に公開され、この日記の解説書を神坂次郎氏が『元禄御畳奉行の日記』として書き、横山光輝氏によって漫画家されました。ちなみに私は漫画版でサクサク読みました。

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屋敷跡の地図

さて、その肝心の朝日文左衛門重章の屋敷跡ですが、主税町の区画が江戸時代とは変わっており、当時のままではありません。主税町4の信号近くに太閤本店がありますが、その前の道路部分が朝日文左衛門重章の屋敷跡でした。

今では普通に道路になっており、屋敷の遺構などは残っていません。

私の感想

朝日文左衛門屋敷跡の所要時間ですが、所要時間といっても看板読んで、周辺を見回すくらいなので2~3分で終わると思います。

私の感想ですが、この屋敷跡は横山光輝氏の『元禄御畳奉行の日記』に見取り図付きで出てくるので、私的には思い入れがある場所でした。また近くには文化のみち二葉館をはじめ、現代に残る有形文化財が点在しているので、朝日文左衛門屋敷跡とセットで巡るのがオススメです。

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