一宮市千秋町の浄蓮寺山門は、明治時代に移築された犬山城松の丸門です。この記事では門の特徴のほか、犬山城のどの場所に存在した門なのかを地図でチェックしてみましょう。
■浄蓮寺の場所の住所■
一宮市千秋町穂積塚本郷内22
門の特徴
明治初年に一宮市浄蓮寺に移築された犬山城松の丸門は、薬医門(やくいもん)という形式の門で、昭和四十四年(1969)に一宮市指定文化財になり、平成元年(1989)に保存修理が行われました。見るところはたくさんあるのですが、私の感想ですが鬼瓦を是非チェックしておいてほしいです。
その理由は浄蓮寺山門の鬼瓦は、犬山城主の成瀬家の家紋・片喰(かたばみ)紋が施されているからです。
犬山城のどこにあった門?
次にこの松の丸門がどこにあったのかという場所です。結論からいうと、現在の三光稲荷神社の辺りが松の丸なので、そこあった門ですね。
現地にある案内看板。道具櫓があり、その手前に松の丸門があるのがわかります。
現地はこんな状態です。まず看板があり、横に門の礎石があります。この礎石の上に浄蓮寺山門になっている松の丸本丸門があったということです。
私の感想ですが、通路(登城道)の幅たっぷりに城門の大きさがあるので、かなりの威圧感があった門だったと思います。また犬山城がある犬山市から、一宮市浄蓮寺は直線距離でも12kmほど離れているので、車が無いと同じ日に見に行く事ができないと思います。セットで見るなら車が必要だと思いました。