岐阜城、小牧山城が見える一宮市ツインアーチ138は歴史好きも楽しめる観光地

一宮市のランドマークともいえるツインアーチ138。ランドマークとは、分かりやすく言うとその土地の目印または象徴になるような建造物の事です。

ツインアーチ138の由来は、(いち の  )という、一宮市から付いた名前で、高さも138メートル。

私の感想ですが、このツインアーチ138は一宮市の観光スポットになっていますが、戦国好き、城好きの方にもオススメだと思います。

その理由は、展望の良さです。では実際に登ってみましょう。

タワーの上までエレベーターで登ります。エレベーターは2基あるので、待ち時間は思ったほど長くありません。

また小窓が付いており、登りながら景色を楽しむことができます。

そして着いた展望テラス。輪になっており、タワー周辺の景色を東西南北ぐるっとみることができます。

私的にここで注意してほしいのは、周辺の城や戦国史跡です。

例えば北を見ると、広い平野の向こうに山々が見えますね。これをよく見てみると…

なんと岐阜城!天守(模擬)が見えますね。かつて織田信長の居城でした。この山が金華山です。

今度は東を見てみると…平野の中にポツンと島みたいに浮かんでいる山があります。

一宮市から東にある独立した山

城好きの方はこのフレーズだけで何城か分かりますよね。

小牧山城です(愛知県小牧市)。ここも織田信長の居城でしたが、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と戦うために徳川家康・織田信雄連合軍が本陣を置いた場所でもあります。

今度は南を見てみると…なにやらニョキっと2本の柱みたいなものが出ています。あれは…?

名古屋駅です(←史跡じゃないだろ!)

まあ、こんな風に周辺を見渡すことができます。

でも名古屋駅は史跡じゃないにしても、ここでお伝えしたいのは、一宮市の北側(ほぼ岐阜市)にあるツインアーチ138で名古屋市中村区の名古屋駅まで見えるということです。

これはなぜかというと、ツインアーチ138は濃尾平野(のうびへいや)という、平地が広がる地域で、戦国時代もこの平地を求めて合戦が繰り広げられました。

なぜかというと、平地では山岳地帯に比べてたくさんの米が採れるので、平地に領地を持つと米をたくさん持つことができます。

米は主食ですし、合戦では兵糧(米)が無いと戦えません。また米は銭に変える事もできました。

だからたくさんの米を持つことは、そのまま軍事力の増大に繋がったということです。

織田信長が尾張を統一し、次に美濃(岐阜県南部)を攻めたのも、この濃尾平野を領地にするただったんですね。

ということでツインアーチ138に行った時は、周辺の城や史跡を是非、チェックしてみてください。

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