■出版社 世界文化社
■監修者 谷口克広
■価格 1,400円+(税)
■ひとことでいうと 織田信長ゆかりの城や史跡をまとめた手帳
織田信長は戦国武将の中でも人気ランキング3に入る有名な人物。ファンも多く、その信長ゆかりの城や史跡を手帳サイズにまとめた本がこれです。
マニアックさもOK!
紹介してる史跡は信長生誕地の勝幡城(愛知県稲沢市)から本能寺跡までと幅広いです。
またマニアックな史跡もチラホラあって、例えば桶狭間合戦のページを見てみると、地元くらいしか知らない東海市の今川義【基】の墓。そして信長と斎藤道三が初めて会見したといわれている聖徳寺跡(一宮市)などがあります。
これらの史跡を住所、地図、そしてたまに当時の様子をイラストで紹介しているのでわかりやすいです。
この人、史跡巡り好きでしょ?
あと本を読んでいるうちに気が付きますが、この本の編集者なのか監修者の谷口克広さんかは分かりませんが、非常に史跡めぐりしている人のキモチを知った作りになってます。
まずサイズが縦18cm、横11cmの手帳サイズなので、スマホより少し大きいサイズ。ズボンのポケットにも入るサイズなので場所を取りません。
また2020NHK大河ドラマ・麒麟がくるの影響か、明智光秀ゆかりの地までおまけで付いてます。これは明智光秀生誕地説がある岐阜県の史跡から、秀吉と戦う天王山まで。このおまけは嬉しいですね。
さらに巻末にはご丁寧にスタンプを押せるページまであって、この発想は史跡めぐり好きじゃないと浮かばないよね。
私の感想
信長聖地巡礼手帳の感想ですが、信長ゆかりの城や史跡を巡りたい方にはオススメの手帳です。その理由は戦国ファンのツボを突いているからです。
私も城巡り、史跡めぐりが好きですが、理由のひとつに【現場】じゃ無いとわからない、感じない事ってたくさんあるんですよ。そのキモチというかツボを知っている人の本って、やはり共感できる部分って大きいですよね。
また織田信長は大河ドラマ以外でも戦国武将として人気なので、ここに載っている城や史跡を巡っておくと、戦国好きの方と話す時に盛り上がると思います。
余談ですが、私も何枚かの写真を提供させて頂いており、巻末に名前も載っています(←ホント)。
まずは近所の書店でチェックしてみてください。
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