結城秀康の母・お万の方生誕地の石碑が建つ知立市の総持寺

 愛知県知立市の総持(そうじ)寺は、嘉祥三年(850)創建といわれる古い寺院で、境内には徳川家康の次男・結城秀康を産んだ母・於萬(お万)の方誕生地の石碑が建っています。

■総持寺の場所の住所■

知立市西町新川48

総持寺の場所の地図

 お万の方(長勝院:ちょうしょういん)は知立神社の神官・永見吉英の娘として天文十六年(1547)に生まれたといわれています。

 総持寺は嘉祥三年(850)創建といわれる古い寺院ですが、もともと現在地ではなく別の場所にあり、現在、総持寺が建っている場所は知立神社の社領だった様で、この周辺の屋敷でお万の方が生まれたとされています。

 総持寺境内に建つ石碑。

【徳川秀康之生母 於萬之方誕生地】と刻まれています。

 なぜか徳川秀康という名前になっていますが、家康の息子ということで、『徳川』と刻んだのでしょうか?意図はよく分かりませんが…

 さて、定説ではお万の方は最初、家康正室の築山殿の侍女として仕え、いつの間にか家康の手付きとなり、秀康を産んだとされています。

 歴史的に見れば、ものすごい玉の輿ですが、当時家康は天下人でもなく不安要素もたくさんあったでしょう。

 関ヶ原合戦後、息子の秀康と共に越前北ノ庄に向かい、元和五年(1619)に死去。享年72。墓所は永平寺(えいへいじ:福井県吉田郡永平寺町)にあります。

 私の感想ですが、この於萬之方誕生地の石碑が建つ総持寺は、知立神社、そして知立古城址とセットで巡る事をオススメします。

 その理由ですが、これら3つの史跡は徒歩数分圏内にあり、江戸時代の旧東海道でも結ばれているので、時代は違いますが旧東海道とセットで巡る事ができるんです。

 総持寺には、この石碑以外にお万の方を偲ぶものは残されていませんが、数少ない戦国女性の史跡のひとつですね。

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