西尾市に鎌倉時代に作られたと考えられているの国宝の寺があります。それが吉良町の金蓮寺弥陀堂(こんれんじみだどう)です。源頼朝が三河国守護・安達盛長に命じて建立させたもので昭和30年に国宝に指定されました。
■金蓮寺弥陀堂の場所の住所■
西尾市吉良町饗庭(あいば)七度ケ入1−1
じつは中に入ることができる!
金蓮寺弥陀堂は定期的に中を拝観できる企画を行ってます。拝観料は200円。国宝建造物の中に入ることができるのですから即決しました。
金蓮寺弥陀堂は土足禁止で建物の裏側に中に入ることができる階段があるので、そこから建物の中に入って行きます。
中に入ると…天井が格子みたいになっていますね。私は建物の事に関しては詳しくありませんが、名古屋城本丸御殿も天井がこんな感じの格子になっています。
仏像も指定文化財
中には木造阿弥陀如来(もくぞう あみだにょらい)と両脇侍像(りょうわきじぞう)が安置されています。これらの仏像は愛知県指定文化財です。
名水も
金蓮寺弥陀堂のすぐそばには名水が湧く井戸もありました。この近くにあった饗庭(あいば)城主も茶の湯に使ったといわれています。水が豊かな土地だったのですね。
私の感想
私の金蓮寺弥陀堂の感想ですが、愛知県に3つある国宝建造物のひとつなので、西尾市を訪れた時にチェックしておきたい建物だと思いました。維持管理も難しいと思いますが鎌倉時代の建物はなかなか無いので貴重です。また中へ参拝できる時にはできるだけ中も見ておくのがよいでしょう。