日本100名城に指定されている、愛知県犬山市の犬山城天守は国宝に指定されています。
訪れた人も多いと思いますが、地元の愛知に住んでいる私的に犬山城天守のオススメ撮影ポイントを3つお伝えします。
犬山城天守の写真は、いろんな方向から撮ることができますが、まずはこの3つのポイントをチェックしてみてください。
広場
犬山市観光案内所前の広場から犬山城天守を撮ると森の中に浮かび上がる天守に見えます。
以前、この場所には体育館があったので天守も体育館の中に入らなければ撮れませんでしたが、体育館が無くなったのでこのアングルで撮れます。
犬山成田山
犬山城の東にある犬山成田山から撮るとこのアングルです。少し距離があるので、望遠で撮るようにします。
こちら側から撮ると山頂にある様子がよくわかりますね。
対岸
対岸(岐阜県側)から撮ると木曽(きそ)川とセットで撮ることができます。
この木曽川のほぼ中央に愛知県と岐阜県の県境が走っており、この境がかつて尾張と美濃の境でもありました。
実はこのアングル、歴史的にも重要なのですよ!
その理由は戦国時代、織田信長が尾張と美濃を治めるまで、尾張と美濃は対立していた事が多かったのです。
地元の尾張(愛知)側から見ると、犬山城は高低差をあまり感じないくらいになだらかな登りになっています。
しかし逆の敵側である美濃(岐阜県)側から見ると、犬山城は川の上の断崖絶壁に建つ堅固な山城みたいに見えます。これは敵を威圧するために選んだ立地ともいわれています。
まあ、川を天然の堀とし、実際に山頂に建っているので、美濃(岐阜県)側からは攻めにくかったのは事実でしょうね。
ただこの対岸のアングルの場合、木曽川に架かる犬山橋を渡らなければならないので、徒歩だと時間がかかります。
車、もしくはレンタサイクルだとスラッと行くことができますね。
私の感想
私の感想ですが、国宝犬山城天守の撮影アングルは他にもいくつかあるのですが、個人的にはいろいろと試してみた結果、まずはこの3つのアングルが撮りやすく区別化しやすいと思います。
確かにこの3ヶ所から犬山城天守の写真を撮るとなると時間もかかります。
でも遠方から来た方などは、なかなか犬山城にも来れないと思うので、せっかく来た記念にいろんな角度から犬山城天守の写真を撮ってみてはいかがでしょうか?