【出版社】サンライズ出版
【価格】 1,500円+税
【ひとことでいうと】 光秀ゆかりの史跡を紹介した本
令和二年(2020)のNHK大河ドラマ・『麒麟が来る』の主役である明智光秀ゆかりの史跡を紹介した本です。
普通、大河ドラマ作品が決定すると、主人公ゆかりの地が観光雑誌などで紹介されますが、この本は私が見る限りちょっと新鮮な出来上がりになっています。
ではどんなポイントがある本なのか?特徴をチェックしてみましょう!
なぜ尾張?
この本は、よくある観光地本ではなく、どちらかというと史跡めぐりや城巡りマニアい特化した作りになっています。
紹介している城と史跡は、美濃、近江、尾張、山城、丹波、越前。
これらの国の光秀ゆかりの地を紹介しています。
ところでここでピン!と来た人はスゴイ!
『尾張?光秀ゆかりの史跡あったか?』
はい、ありません(笑)。
では尾張はどんな史跡が記載されているのかというと、清洲城と桶狭間古戦場。
たぶんこれはドラマで出てくる、主君・織田信長とのカラミなのでしょう。その理由にサラッと紹介しています。
要チェックは坂本城!
尾張はほとんど備え付けみたいに紹介されているのですが、ディープに記載されている史跡もあります。特に坂本城は良いですね。
なぜかというと、古地図や小字名の乗った地図、そして私もまだ見たことがない湖中石垣の写真など、興味を惹くものが記載されています。
個人的にこの本の価値は、こういった世に出ていない写真や史跡だと思います。
私の感想
私の感想ですが、大河ドラマを機に明智光秀ゆかりの地を巡るのには、ちょうどよい本だと思いました。
また個人的には、この本で紹介されている史跡を巡る時、史跡にまつわる歴史祭りやイベントなどとセットで巡ると、城巡り、史跡めぐりの楽しさも倍増すると思います。
特に滋賀県では、大河ドラマに合わせたキャンペーンなども行うみたいですし、セットで楽しみましょう。
まずは近所の書店でチェックしてみてください。
なければアマゾンや楽天ブックなどのインターネット通販でも購入できます。