名古屋城西北隅櫓は清洲城天守?内部特別公開に行ってみた感想

名古屋城には3つの重要文化財に指定されている隅櫓がありますが、そのうちの西北隅櫓は、なんとかつての清洲城天守を移築したもの、もしくは清洲城天守の廃材を再利用して築かれたものといわれています。

基本、内部非公開なのですが、年に数回、内部を公開することがあるのです。

公開期間は毎年決まっておらず、名古屋城の気まぐれで公開していますが、今回、運良く西北隅櫓の公開期間中に名古屋所城に行く事ができたので、早速、チェックしてみました!

西北隅櫓の場所

その前に西北隅櫓の位置を確認しておきましょう。

西北隅櫓は、その名前の通り、名古屋城の西北にある櫓で、天守西側にある御深井丸(おふけまる)の北側にあります。

たぶん名古屋城で一番行かない様な場所かもしれません。

ちなみに名古屋城の外から見るとこんなふうに見えます。

これが清洲城天守…少し地味ですかね?

中に入ってみた!

では早速中に入ってみました!ちなみに料金は名古屋城の入城料に含まれており、別に徴収されないので無料です!

中に入ると、櫓の簡単な説明の紙がありました。ご自由にもらいましたよ。

こちらは壁のしくみを分かりやすく説明している現物のパネル。一見、何もない様な壁も実は丁寧に塗りこまれているのがよく分かりますね。

これは胴木(どうぎ)といって、地盤強化のために石垣の根石の下に埋めておいた木。木の種類は松。

慶長十五年(1610)の石垣普請の際に埋められたもので、名古屋城旧二ノ丸東二之門北側と、二之丸東面(現名古屋城東門の東)の石垣の下から出土しました。

平成6年9月の台風により石垣が崩れたため、修理していた過程で出土しました。中には腐食が激しいものもあり、この腐食が石垣倒壊の一因と考えられるそうですが…

築城から400年以上も経っているのだから、腐食してもおかしくないのでは?と思ってしまいます。

でも、この木は築城当時のものなので、これも貴重な木ですね。

西北隅櫓の第一印象は、何といっても天井が高かった事です。あと天井がむき出しになっていて、梁(はり)とかいろんな柱とかの組み合わせもよく見えました。

私は建築の方法に詳しくないのでよくわかりませんが、知識がある人が見れば、より楽しむ事ができるのではと思います。

階段も斜め45度くらいに急になっています。

そういえば、愛知県犬山市にある犬山城の階段もかなり急で、昔の建物はこの急な角度が共通していますね。

櫓の中は展示物少な目です。

でも建物の構造を見せるというか、この空間に当時どんなものが置いてあったのかという、想像を膨らませるのが楽しいです。

展示物なら天守内にたくさんあるので、あえてここまで展示物を置くこともないと思いました。

最上階からは北と西を見渡すことができました。

堀の向こうなどの建物も。、いつもとは違うアングルから見ると面白いですね。これも期間限定の景色です。

感想

私の西北隅櫓の感想ですが、まずはいつもは非公開の櫓内に入る事ができて良かったです。

写真には写っていませんでしたが、櫓内にはボランティアガイドの方も常駐していて、櫓について詳しい解説を行ってくれます。

あと最後まで結論が出なかったのが、この西北隅櫓が移築された清洲城天守なのかどうかという事。やはり地味だし…

いや、戦国時代の天守は実践的なものだと思うので、必要以上の装飾はなかったのかな~なんて思ったりもします。

そこで、現在の清洲城天守と、清洲城天守の移築といわれる西北隅櫓を比較してみました!

上が現在の清洲城天守。下が西北隅櫓(清洲櫓)。

破風(はふ)の配置とか数とか、同じ建物とは思えないんですケド(笑)。

まあ、もしかすると廃材の再利用の可能性が強いのかな?結論が出たらまたブログでお知らせしますね。

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