信長の織田家臣団がよく分かる!マンガで読む信長武将列伝

【著者】漫画・すずき孔/監修・芝裕之

【出版社】戎光祥出版

【価格】1,200円+(税)

【ひとことでいうと】織田家臣団の武将を漫画で紹介した本

戦国武将の人気NO.1といえば、よく織田信長がランクインします。

しかしその信長の家臣たちも個性豊かで歴史ファンに人気がある人物が多いです。

そんな信長時代の織田家臣団たちを順番に説明したのがこの本。

この人知ってる?

この本で紹介されている織田家臣団の武将は次の通り。

  • 明智光秀
  • 羽柴秀吉
  • 柴田勝家
  • 佐久間信盛
  • 前田利家
  • 丹羽長秀
  • 滝川一益
  • 佐々成政
  • 池田恒興
  • 細川藤孝

これらの武将たちって、確かに名前くらいは皆さん知ってます。しかしこの本のスゴイところは、最新の研究結果をもとに書かれていることです。

延暦寺攻めイケイケだった人

マンガで読む信長武将列伝の監修は芝裕之さん。この方は東洋大学文学部非常勤講師で、著書に【戦国・織豊期大名徳川氏の両国支配】など多数あります。

その芝氏による最近の歴史研究をもとに描かれている漫画です。例えば明智光秀。

光秀といえば信長による延暦寺攻めには最後まで反対で、信心深い武将というイメージですよね。

でも残されている書状には、比叡山の村をなで斬りにしてやろうなどと書かれており、実は肯定的だった事が分かります。

そのほかにも信長と足利義昭が仲悪くなる前に、すでに光秀と義昭の仲が悪くなっていたりとか、今までの歴史イメージをひっくり返す展開が多いのが特徴。

重要な残り3分の1

本の構成は3分の2が漫画による作品。ではのこり3分の1は何かというと、織田家臣団その他のエピソードとゆかりの地ガイド。

つまり+αの楽しみがあるということです。

特にゆかりの地ガイドは、愛知県の史跡がたくさん出てくるので、尾張・三河など愛知県に住んでいる人には身近な史跡ともいえます。

私の感想

私のマンガで読む信長武将列伝の感想ですが、信長関連の映画やドラマ、そして小説を読むときには事前にチェックしておくことをオススメします。

なぜかという理由ですが、信長だけではなく家臣たちの人間関係や性格、そして活躍などを知っておくと作品をより楽しめるからです。

特に大河ドラマなど長編モノは、人間関係などが重要だからです。

また最新の歴史研究による作品なので、歴史に詳しい人も今までの常識だと思っていた事が実は違った!という点もいくつかあると思いますので、是非、チェックしてみてください。

まずは近所の書店でチェック!

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